なぜやりたいことが見つからないのか。

なぜやりたいことが見つからないのか。
最近そればかり考えている。
今のところの結論は、やりたいこと(人生の目標)とできることが解離しているからではないかということ。
たぶんほとんどの人がそうだと思うけど、本当に自分がやりたい人生の目標って曖昧か不可能に近いかどちらかだと思う。
「世界の貧しい人を救いたい」「世界初の発見をしたい」などの目標は、目標達成までの道のりは何通りもあるし、客観的にその目標が達成されたかどうかを判断するのは難しい。
例えば、「世界の貧困をなくしたい」と思っている人は、募金をすることでその目標の一部を達成することになるけど、本当に貧困が解消されているかはわからないし、募金をするだけでは単なる自己満足に終わってしまう。
この目標設定の点で楽だと思うのは、「プロスポーツ選手になりたい」とか「芸能人になりたい」といった類。
なぜなら、これらの目標達成までの道のりは限られているし、プロスポーツ選手なら契約で、芸能人ならテレビや雑誌への掲載などで、客観的に目標達成が確認できる。
だから彼らはその限られた道のりを歩いてor走っていくだけでいい。
もちろんその道のりは大変だろうし、途中でドロップアウトする人も大勢いるだろうけど、目標達成という観点だけで見れば「○○(職業名)になりたい」系の目標は曖昧or不可能に近い目標に比べたら、楽なのではないかと僕は思う。
僕が言いたいのは、「○○になりたい」系の目標は、「世界の貧しい人を救いたい」「世界初の発見をしたい」といった目標に比べたら、階層がワンランク下だということ。
アニメやマンガの主人公のようになりたいというのはあるけど、現実世界では、僕はなりたい職業とか憧れる有名人というのが今までない。
だからいつも曖昧or不可能に近い目標(やりたいこと)ばかり設定して、どうすればいいんだよっという状況に陥っている。

ではどうすればいいのか。

一般的に言われているのが、

  1. 目標のランクを下げる。
  2. 目標までの道のりを明確化する。
  3. 目標達成までの各段階の目標(小目標)を決める。

などだと思うんだけど、これって解決策になってないよね。
これらができないから悩んでるのに。
この際、人生の目標なんて決めずに、ただ漠然と生きるというのもありなのかな。
正直言って一般人のほとんどは、人生の目標を決めていたとしても、目標を達成する気はさらさらないっていう感じだし。
でも、一度きりの人生だからやりたいことをやってみたいとも思う。
特に30代、40代になったらやりたいことができるとは限らないしね。
以上。
結局こういう類の悩みって人類永遠の問題だったりするんだろうな。