アニソンは確率的にいい曲が多いと思う。

個人的に

アニソンはいろんな曲の中の一つのジャンルだと思うけど、個人的に好きな曲が多い。
ただし、僕が聴くのはJ-POPとアニソンが主で、他ジャンルはオリコンなどで上位に入ってきたモノしか知らないので、確率的という表現はおかしいかもしれない。もちろんこのジャンルの境界というのも曖昧で、「アニソンとJ-POPの違いは何?」と聞かれても学術的な違いは音楽初心者なので答えられない。
あと他ジャンルで元々売れていたり、名前が知られている歌手やグループが歌うアニメの主題歌(タイアップ曲って言うのかな?)は、アニソンにも他のジャンルにも分類されると思うけど、その場合は基本的には他ジャンルと僕はしたい。
一応言っておくと、ここでいう良い曲というのは歌手が好きとか、歌詞がいいとかじゃなくて、ふと気付くと口に出している曲(口笛とか鼻歌など)という意味。

タイアップ曲とアニソン

アニソンがどのように作られているか知らないけど、タイアップ曲の場合は元々曲がアニメと別系統で作られていて、その曲がアニメのイメージと合うとか、アニメ側と歌手側のお互いの知名度を上げるための商業的相乗効果を狙っているんだと思う。
もちろんこのようなタイアップ曲の中にも良い曲はあるけど、僕が今回言及しているのは、アニメのために作られたであろう曲やキャラソン(これを今回はアニソンとしたい)の方である。
ただし、この二種類の曲の違いも僕には何となくしかわかりません。

理由

アニメやマンガを見ているので、そういうのと連動して曲がイメージしやすいっていう理由が大いにあると思うけど、youtubeとかで全く見たことがないアニメのOPやEDに最近惹かれることが多々ある。「鳥の詩」とか「月の繭」など。
それで今(けいおん!!ガンダムSEEDなど)も昔(マジンガーZボルテスVなど)もアニソンは他ジャンルに比べて直感的なんだと思った。悪く表現すると「単純」ということになってしまうのかもしれないけど、何か脳に直接入ってくる感じ。
アニソンが直感的だと思う理由としては僕の中では以下の3つ。

  • アニソンはイントロやサビの部分が覚えやすい。昔はアニソンのターゲットが子供だったから、インパクトのあるモノにしていたんだろうけど、今のアニソン、そして一般に売れる曲にも通じている部分があるんじゃないかと個人的には思っている。
  • 歌っている人の声色。これはたぶんアニソンを歌う人(声優とは限らない)がJ-POPという大ジャンルに比べると小さいジャンルにいて、ジャンル内で声色の住み分けができているので、特徴的な記憶に残りやすい声色を持った人が多いように感じられる。
  • 歌っている人に関する情報が少ない。やっぱり情報が少ないと既存概念がないので、何にも縛られずに曲が聴ける。また、後から自分なりに勝手なイメージを付けられる。

アニソンブーム

昨今の「けいおん!!」や「水樹奈々」さんの活躍があって、世間ではアニソンブームと言われていて、その背景などは栗田亮さんがアニソンから見える新時代の構図の中で指摘されています。
個人的にはアニソンに元々固定ファンがいて、尚且つyoutubeなどの普及に伴って、若い世代がアニメやアニソンをテレビのバラエティ番組などと同じように見るようになったからこそ、今のブームがあると思ってます。
以前フィリピンに行ったときに、ホテルのウェイター(20歳代男性)がパソコンで音楽を聴いていて、その音楽がコードギアスといったアニソンだらけ(もちろん日本語version)だったり、路上で売られている違法DVDが日本のアニメばっかりだったときは驚いた。
やっぱり海外のアニメ人気はすごいと思った場面ではあったけど、今後日本のみならず海外の各業界が、日本のアニメ・アニソン業界とコラボして商品を売り出すなんてことが日常的になってくるのかなぁと想像すると、アニメ好きの自分としてはすごいうれしい。

結論?

以上、勝手な推察でした。
あー、でも精神的にまだ子供だからそう思うのかなぁ。
アニソンってもっと前からJ-POPと同格に扱われていてもおかしくないと思うんだけどなあ。