iPadは革命的なのか?

社会保障について自分の意見を語ろうと思ったけど、また今度にする。
藤沢数希さんの金融日記iPadに関する記事とそのコメント↓を見てしまったので、今日はiPadについて書く。
金融日記:iPadはとても残念なプロダクト 金融日記:iPadはとても残念なプロダクト
僕はiPadを実際に見たことも触ったこともない。
じゃあiPadについて語るなって?
いやApple信者でもない僕が語るなら、最初のiPadブームが終わりつつある今しかないと思った。
iPadに次のブームが到来するかは分からないけど、まぁ若者の戯言だと思ってください。

過剰なiPadブーム

iPad自体のメリット・デメリットはいろいろ語られているので、僕はこのiPadブームについて書く。
けっこうな人が思っていると思うけど、今回のiPadブームは過剰反応だろう。
Appleがまたトンデモないことをしてくれるみたいな期待感もあっただろう。
Apple信者の人はまぁ好きで買うんだから何も言うことはないけど、今回のブームはカリスマブロガーがiPadを持ち上げ過ぎた感がある。
裏でAppleからお金をもらっているんじゃないかと思うほど、ベタ褒めするブロガーもいたし、正直デメリットを全然知らず、メリットだけ知っている段階でも、そこまで欲しいとは僕は思わなかった。
単純に僕に先見性がなくて、カリスマブロガーにはあるっていうことなのかもしれないけど、iPadをホントに活用できる人って↓で言われている人たち(4の主婦については違うと思う)だと思う。
いま一度、iPadを活用しそうな人を考えてみる:「走れ!プロジェクトマネージャー!」:ITmedia オルタナティブ・ブログ いま一度、iPadを活用しそうな人を考えてみる:「走れ!プロジェクトマネージャー!」:ITmedia オルタナティブ・ブログ
それで、カリスマブロガーもこのiPadを活用できる人たちに入るだろうけど、本来持ってもあまり意味がないカリスマブログを見ている一般人は彼らのブログに影響を受け、またネットからネタを仕入れているテレビ局もこのブームに拍車をかけたんではないだろうか。
まぁ購入するのは個人の自由だから、欲しいと思ったら買えばいいし、要らないと思ったら買わなければいいというお話。
個人的にはiPad自体の魅力よりも、iPhone発売後のiPad発売などのAppleの販売戦略勝ちな感じがする。

電子書籍市場について

iPad電子書籍市場を狙っていると言っている人たちがいる。
電子書籍に関してはアメリカが進んでいて、アメリカで流行ったものは日本でも流行るとかいう法則で、日本にも電子書籍の波が押し寄せているらしい。
確かに電子書籍化が推進されることによって、電子書籍市場は大きくなるだろうけど、それは既存の紙書籍市場のシェアを奪うだけで、電子書籍になったから本を読む人が増えるかと聞かれたら、読書という行為自体面倒なので個人的にはそれはないと思う。
経済的に見たら電子書籍化は市場の置換(強奪?)という意味合いしかないんじゃないか。
以上。
Appleは生活の全てをネットで済ませられるようにするための段階を1stepずつ進めているだけ。
Appleは革命的な製品を開発していると言われるけど、Appleは世の中のモノを統合しているだけで、革命なんか起こしていないと個人的には思う。
正直どっかの市場を奪うより、他の市場と競合しない新しい市場を開拓して欲しい。
それこそ革命。