アニメやマンガの主人公のように生きるには?

昨日の記事からの続き。
グダグダした文章ですが、もしお付き合い頂けるなら幸いです。

アニメやマンガの主人公って?

誰もが子供の頃に一度は思ったことがあると思うが、僕は大人になった今でも、アニメやマンガの主人公のようになりたいor生きたいと思っている。
もちろん実現不可能だということはわかっているけど、なるべく近づきたいと思っている。
僕の希望は乗ってはみたいけど、別にアムロ碇シンジのようにガンダムエヴァに乗って戦いたいというわけではない。
最近はけいおん!!とか日常を描写したマンガ・アニメもけっこうあるけど、僕たちの日常生活と比較すると、大体アニメやマンガの主人公って

  1. 様々な出来事が運命に導かれたように順序良く起こる
  2. 主人公の人生のいいとこ取り

1はそのままなんだけど、2について少し補足。
主人公にだってホントはつまらない、面白くない日常があって、そこをマンガやアニメにしても意味が無いというか、何かの伏線でない限り、そういう場面は使われない。
マンガ・アニメじゃなくて、プロジェクトXルビコンの決断にも共通することなんだけど、(プロジェクトXなどの場合は過去を振り返ってみて、)良いところを掻い摘んで番組を制作している。
だからこそ登場人物に憧れや尊敬や、時々萌えなどを感じるんだと思う。
まぁテレビ番組に限らず、何だって我々が目にするモノはまとめられたものだから、結果とか良い部分だけが載せられているんだよね。
科学系の教科書も、記述とそれを発見した人・グループの背後に多くの人たちの努力があるわけだし。

じゃあどうすれば主人公になれるの?

正直1と2どちらについても、自分の未来を予測することができないから、順序良く物事を起こしたり、掻い摘むことなんて無理なんだけど、主人公に近づけるとしたら、

  • 様々な出来事に遭遇する
  • 運命に導かれる

の2つが一般人で可能な部分なのかな。
僕は運命という言葉は人が死ぬとき以外使いたくないんだけど、上記2つのことって、よく人生啓発書で言われている「目的を定めて、その目的に向かって挑戦する」とほぼ同義だよね。
はぁ。結局この結論かよ。
これが難しいから、アニメやマンガの主人公に逃避したというのに。
毎回思うんだけど、目的を定めることって僕には無理。
もちろん「TOEIC何点以上取る!」といった短期的な目標は決められるんだけど、人生における目標とかは決められない。
たぶん決められる人で且つ、その目標に向かって努力できる人だけが辿り着ける境地なんだろうな。
それで目標が決められない僕みたいな人間が自分探しと称して海外放浪の旅に出る気がする。

様々な経験をする

様々な出来事に遭遇するという意味でちょっと↓が気になった。
「ちゃんと学生時代に遊んでた?」 - シロクマの屑籠(汎適所属) 「ちゃんと学生時代に遊んでた?」 - シロクマの屑籠(汎適所属)
「ちゃんと学生時代に遊んどけよ。」とは確かに年配の方、また年上の社会人の方によく言われる。
彼らがこう言うのは、単純に自分がその頃に戻りたいからという気持ちが大部分を占めると思うけれども、そのまま人生の教訓として受け止めるにしても疑問を感じる。
そもそも「遊ぶ」という言葉も、年配の人にとっては社会勉強という意味合いがあるかもしれないが、正直僕にとっては「遊ぶ」≠社会勉強であり、あまりいい意味合いではない。
また被害者面したくはないが時代背景が昔と違いすぎる。
やっぱり年配の方であればある程、日本経済がまだまだイケイケの時代の学生であったのに対し、今はインターネットの普及により膨大な情報を手に入れられるし、日本の未来は暗いという人の方が多いと思う。
人生の学び方・社会勉強の仕方だって、今と昔では違うだろう。
僕の中では「ちゃんと学生時代に遊ぶ」の本当の意味は、今後の人生について深く考えるということだと思うけど、これは教訓としては有益だと思う。
しかし年配の方の表現が今の学生たちに同じ意味で捉えられるとは限らないということに注意した方がいい。
以上。